2014年11月28日金曜日

2周年のお祝い!

私が心の港の皆さんと出会ったきっかけは、2013年の夏、息子が祖母と散歩中に、シルヴィさんと出会ったことです。
息子は中度の発達障害(自閉症)ではあるけれど、外国の人や外国の食、文化にとても興味があり、散歩中にシルヴィさんに声をかけて、フランス語のあいさつを教えてもらったのです。その時シルヴィさんと一緒にいた日本語学校のお友達の、ベトナム人のカンさんにも息子はベトナム語でのあいさつを教えてもらいました。
これをきっかけに、私達と心の港の皆さんの交流が始まったのです。
みんなさんの活動は主に、あの2011、3、11によって被災された方々に寄り添うことや様々な困難の中で生活をしている人々に寄り添うことだということを知りました。そして、パソコンの動画で、他国の心の港の活動も見せていただきました。他国にくらいべると、日本は、豊かではあるかもしれません。でも、あの東日本大震災によって東北の沿岸部の多くは、大きな被害を受け、3年たった今もまだ、仮設住宅に住んでいたり、仕事の再建がうまくいかなかったり、困難な毎日の中にいる人も多くいます。
津波の直接的な被害を受けなくて、多くの人が心の被災にあったような感じもありますし、震災とは別に、物質的に豊かな日本だからこそ、人々が心の疲れを感じていることもあります。心の港のみなさんは、他の国から、こんな私たちの心に寄り添いたいと、かけつけてくれて、近くに住んでくれて、ことばや文化を学んで。。。彼女たちの優しさやあたたかさな心に私だけでなく多くの人が癒され、また勇気づけられていることと思います。
もうミッションが終って帰ってしまった肉じゃが好きのポーランドから来てくれたアンナさん、優しく話し方がなつかしく思うフランスからのチボさん、彼らが帰ってしまったときはさびしく思いましたが、ステファニさん、オロラさん、ベルニさんに出会い、また明るさが増しました。10月末からはマリさんという方がいらっしゃるのも楽しみです。
彼らの活動や学校からのつながりで、いろんな人に出会い、ベトナムのカンさんにはベトナムの料理を教えてもらったり、仙台に居ながらにして、世界が広がっていく。。。
私のささやかな毎日にあたたかい光をともしてくれる、心の港のみなさん!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
二周年!おめでとうございます。


ご近所の 田中由香より

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